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公民館やカラオケで、マイクがハウリングする。

公民館の集まりで、司会のマイクが「キーン」となる。 カラオケでマイクを持つと、ある高さの声だけが暴れる。 宴会場で、あいさつの声を上げられない。

どれも同じことが起きています。順に見ていきます。

何が起きているか

TOAの解説に、こうあります。

マイクとスピーカーが同じ空間にあるとき、スピーカーから発している音をマイクが拾ってしまい、 その音をアンプが増幅してスピーカーがさらに拡声する、というループ状態ができることによって ハウリングが発生します

出典:TOA株式会社「『ハウリング』の発生原因と抑制方法」

音がぐるぐる回ります。回り始める入り口が、その部屋でいちばん響く周波数です。

先に、道具を使わずにできること

  1. マイクの音量を下げる。
  2. マイクとスピーカーの距離を離す。
  3. マイクがスピーカーの正面を向かないようにする。
  4. 使っていないマイクは切る。TOAの解説にも 「使用するマイクの本数を減らすことにより周囲雑音を減らし、ハウリングを抑制できます」とあります。

この4つで収まることが多くあります。 それでも収まらないときに、次へ進みます。

響く周波数は、その部屋で測るしかない

ヤマハサウンドシステムの解説に、こうあります。

会場特有の建築形状や壁の材質などにより、特定の周波数帯域が響きやすい環境にある

出典:ヤマハサウンドシステム「ハウリングの原因と抑制」

部屋ごとに違います。同じ部屋でも、人が入れば変わります。 公民館や宴会場に、その場所を測る道具が置いてあることはまずありません。

iPhoneで測る

  1. 本番と同じ場所に、マイクを本番と同じ位置で立てる。
  2. iPhoneをマイクのそばに置く。
  3. 無音のまま15秒待つ。その部屋がもともと持っている響きを拾います。
  4. マイクに向かって「チェック、ワン、ツー」と数回話す。
  5. 約30秒で、ハウリングしやすい周波数がヘルツで出ます。

出た数字を、ミキサーやアンプのイコライザーで下げます。 下げるのは1つか2つで足ります。

下げ方は ハウリング対策の、イコライザーの使い方 に書きました。

この手順は、iPhoneアプリ「チェックワンツー」でそのまま試せます。

マイクを持って立ち、無音のまま15秒、そのあと「チェック、ワン、ツー」。 約30秒で、その場所でハウリングしやすい周波数が数字で出ます。 ダウンロードは無料です。会員登録もありません。

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