ハウリングを自動で止めるアプリではありません。自分で帯域を見つけたい方のためのものです。
ライブハウス・リハーサルスタジオ・公民館・ホール・体育館・式場・学校・カラオケ。マイクの音がスピーカーから出る場所で使えます。
iPhoneの内蔵マイクだけで、その場でHzが出ます。測定器も外部マイクも要りません。
ダウンロードは無料。会員登録もいりません。

iPhoneのマイクで音を測って、ハウリングを起こしやすい帯域をヘルツ(Hz)で表示します。音を見るアナライザーとスペクトログラム、返し(ステージモニター)の音を測るモニターチェック。自分の声を先に登録しておくと、こもっていないか、耳に刺さっていないか、サ行が出すぎていないかまで出ます。
耳を鍛えるクイズも入っています。周波数を当てる練習と、元の音とイコライザー(EQ)をかけた音の聞き比べ。
アナライザー、スペクトログラム、自分の声の登録。メトロノーム、チューナー、スピーカーチェック。この6つに期限も回数の制限もありません。ステレオ録音は1回5分・2件まで、モニターチェックの結果は3件まで、クイズは1日2セットまで、無料で使えます。サブスクではなく、会員登録もありません。
モニターチェック
マイクを持って、ステージモニターの前に立ちます。無音のまま15秒。そのあと「チェック、ワン、ツー」を数回言って、「結果を見る」をタップします。押したあとの3秒は、声を出さずに待ちます。低い帯域のハウリングは、この3秒で見つかります。


ハウリング対策
周波数が分かっても、そこから何をするかが分からなければ意味がありません。 見つかった帯域といっしょに、次にやることが結果の画面に出ます。
この3行が、モニターチェックの結果画面にそのまま出ます。メインのミキサーを触れない場面でも、画面に出た数字をそのままPAや詳しい人に伝えられます。
アナライザー(RTA・スペクトラムアナライザー)
いま出ている音の帯域を、その場で表示します。強い帯域には縦の線と「約◯Hz」が出ます。


左に倒すと目盛りが広がって、山の位置が読みやすくなります。
スペクトログラム
アナライザーが「いまこの瞬間」を見るのに対して、スペクトログラムは 音がどう変わってきたかを、時間の流れで表示します。同じ周波数の音が横に長い線で残っていたら、そこが出続けている帯域です。

左に倒すと、時間の幅が広がって読みやすくなります。
ステレオ録音
押した瞬間から録れます。構える時間は要りません。 入力レベルは、そのときの値のまま録ります。録音中にアプリが変えることはありません。

自分の声を登録
画面に出る言葉を、本番と同じ声の大きさで読み上げます。「チェック、ワン、ツー」「ヘイ、ヘイ」「ハー、ハー」「チッチッ、シー」「アー」。

スピーカーチェック・メトロノーム・チューナー
測るだけではありません。スピーカーから音を出して回線を確かめることも、テンポや音程を合わせることもできます。3つとも無料です。

周波数当てクイズ
現場で使う耳は、現場でしか鍛えられないわけではありません。クイズはどこでも遊べます。


位置づけ
現場で音を測るアプリも、耳を鍛えるアプリも、すでにあります。チェックワンツーは、その両方を1本に入れました。
現場で
マイクで測って、ハウリングを起こしやすい帯域をその場で見つける。
帰ってから
同じ帯域を、耳だけで当てる練習をする。
現場に持って行く道具と、練習する道具が、同じアプリの中にあります。
正直に書いておきます。
解析の点の数を変えられるアプリもあります。チェックワンツーは4096点で固定です。点を増やすと画面に出るまでが遅くなるので、間に合うほうを取りました(理由は下の「仕様」に)。
「◯◯dB」という絶対の音の大きさ(音圧レベル)は出しません。iPhoneの内蔵マイクは機種ごとに特性が違うので、絶対の音圧を名乗ると嘘になります。画面の目盛りには「0dB」「-20」「-40」のような数字が出ますが、これはマイクで拾える上限を0として、そこからどれだけ下かを表したものです。ハウリングを見つけるのに要るのは、帯域どうしの差です。
50Hzより下は出しません。20Hzから見えるアナライザーもあります。ハウリングは80Hzより下ではめったに起きず、男性の声の芯も100Hzあたりからです。下を切った分、こもりの帯(125Hz〜500Hz)を画面で広く使えます。
料金
ダウンロードは無料です。アナライザー、スペクトログラム、自分の声を登録、スピーカーチェック、メトロノーム、チューナーは、そのまま使えます。下の表は、無料とフル版で違うところだけを並べました。
無料でできること
¥0
フル版(買い切り)
¥1,200
機種変更のときは「購入を復元」から。同じApple IDなら追加の料金はかかりません。
仕様
音をFFT 4096点で解析し、約11.7Hz刻みで50Hzから18,000Hzまでを、1秒に約23回描き替えます。ピークの周波数のずれは、100Hzから8kHzで±0.2Hzでした。
この解析を使うアナライザーとスペクトログラムは、期限も回数の制限もなく無料です。買い切り1,200円のフル版にすると、耳を鍛えるクイズが1日何セットでも遊べます。5分を超える本番も1本で録れて、録音も結果も何件でも残せます。
| FFTサイズ | 4096点 |
|---|---|
| 周波数分解能 | 約11.7Hz(48kHz ÷ 4096) |
| 窓関数 | ハニング窓(Hann / Hanning) |
| 窓長(ウィンドウサイズ) | 約85ミリ秒 点を増やすとここが長くなり、画面に出るまでが遅くなります。点を4倍にすれば約341ミリ秒。 |
| 更新レート | 1秒に約23回 |
| 表示帯域 | 50Hz〜18,000Hz |
| ハウリング判定帯域 | 150Hz 〜 12,000Hz(無音で測るとき) 1,000Hz 〜 12,000Hz(声と同時に測るとき) |
| ピーク周波数の補間 | 目盛りの間まで計算(100Hz〜8kHzで検証、ずれはおよそ±0.2Hz) |
| 演算 | Apple純正の Accelerate(vDSP) |
| モニターチェックの録音 | 32bit float・48kHz・モノラル(.caf) 0dBを超えた音も潰さずに残します。開発中に計測した録音100本のうち、0dBを超えていたのが5本、いちばん大きいもので +11.7dBFS。音割れ(クリップ)していたものは0本でした。 |
| ステレオ録音 | m4a(AAC 256kbps)/WAV 44.1kHz・16bit/WAV 48kHz・24bit/WAV 32bit float・48kHz 4つから選べます。押した瞬間から録れます。入力レベルは、そのときの値のまま録ります。録音中にアプリが変えることはありません。コンプもリミッターも通しません。 |
| 録音の書き出し | iPhoneの「ファイル」から 「このiPhone内 > Check1.2」に入っています。PCへも移せます。 |
| 対応機種 | iPhone(iOS 17.0以降) |
| 言語 | 日本語と英語 |
データを収集しません。録音も解析も声の登録も、すべてiPhoneの中だけで行います。外部へ送ることも、こちらで中身を見ることもできません。広告もトラッキングもありません。
本番前のモニターチェックから、アナライザーの読み方まで、実際の画面で順に説明しています。
スピーカーの確認、チューナー、メトロノーム、そのままの音での録音。本番前にやることが、iPhone1台の中で終わります。
ハウリングの出方は、場所で変わります。よくある場所ごとに、原因とその場での直し方をまとめました。
同じ会場で、前回の結果と比べられるようになりました。前回と今回で、ハウリングを起こしやすい帯域を「今回も前回もある」「今回だけ」「前回だけ」に分けて出します。結果ごとに「変えたこと」も残せます。どちらもフル版の機能です。