はじめに
はじめに:チェックワンツーでできること
チェックワンツーは、PAを担当する方が、ステージモニターの前とPA卓で使う iPhone アプリです。バンドの練習を録って、走った所・モタった所を見ることもできます。
このマニュアルは、機能ごとに1ページずつ、画面の写真と手順で説明します。左の目次(スマホでは上の「目次・検索」)から、使う機能を選んでください。
最短の手順
- 「はじめる」を押す
- 使う機能を選ぶ
- マイクの使用を許可する
このアプリでできること
ホームの機能は、3つの見出しに分かれています。機能の名前を押すと、その機能のページへ進みます。
| 見出し | 機能 | できること |
|---|---|---|
| バンド・録音 | バンドタイミングチェック | 全員で演奏した練習の録音から、走った所・モタった所を出します。 |
| ステレオ録音 | コンプレッサーもリミッターも通さず、その場の音をそのまま録ります。 | |
| 録音管理 | 録った音の再生・区間の繰り返し・音量をそろえる・共有・削除ができます。 | |
| 音響・PA | アナライザー | いまの音と、ハウリングを起こしやすい帯域を表示します。 |
| スペクトログラム | 音の変化を、時間の流れで表示します。 | |
| モニターチェック | 周囲の音と声を録るだけで、ステージモニターの状態を表示します。 | |
| スピーカーチェック | メインスピーカーとステージモニターに、音が届いているかを確かめます。 | |
| 練習・その他 | メトロノーム | 一定のテンポで音と灯を出します。 |
| チューナー | 弾いた音の音名と、ずれ(セント)と、周波数(Hz)を出します。 | |
| ドラムチューナー | スネア・タム・フロアタムの音程を、針と大きな字で出します。 | |
| 周波数当てクイズ | 音を聞き分ける練習です。 | |
| 帯域の早見表 | 周波数を、楽器と音の呼び名に当てはめた表です。 | |
| 自分の声を登録 | 画面の言葉を20秒読んで、モニターチェックで比べる声を登録します。 |
最初に開いたとき
手順 1
「はじめる」を押す
初めて開くと、「このアプリについて」の画面が出ます。「はじめる」を押すと、ホームに進みます。

初めて開いた時の画面 
ホーム画面 手順 3
マイクの使用を許可する
マイクを使う機能を初めて開くと、iPhone がマイクの使用の許可を求めます。許可してください。
許可していない時は、画面に「マイクが許可されていません」が出ます。設定 →「Check1.2」→「マイク」をオンにしてから、アプリを開き直してください。
無料で使える範囲とフル版
ダウンロードは無料です。広告なし・会員登録なしで使えます。
フル版は買い切りです。サブスクではありません。フル版は7日間、無料で試せます。体験の間は、フル版の機能も使えます。
| 機能 | 無料 | フル版 |
|---|---|---|
| モニターチェック | 使えます。結果は3件まで残せます。 | 結果を何件でも残せます。前回の結果と比べる・結果の共有・「変えたこと」を残す、が使えます。 |
| ステレオ録音 | 1回5分まで、2件まで録れます。録音を消しても、無料で保存できる件数は増えません。 | 長さの上限はなく、5分を超える録音も1本で録れます。何件でも残せます。 |
| スペクトログラム | 1日3回まで開けます。 | 回数の上限はありません。 |
| アナライザー | 使えます。楽器は「全体」だけです。 | 楽器ごとの説明(ドラム・ベース・ギター・ボーカル・ピアノ)が使えます。 |
| スピーカーチェック | 耳で確かめる(Left・Right・Center・逆位相)と、低音から高音まで確かめる、が使えます。 | マイクで測る(左右のつながり・プラスとマイナス)が使えます。 |
| バンドタイミングチェック | ― | 使えます。 |
| ドラムチューナー | ― | 使えます。 |
| 周波数当てクイズ | 1日2セットまで。単音当ての初級と、A/B比較のポップスが使えます。 | 何セットでも練習できます。上級・定位当て・A/B比較の4つのジャンルが使えます。 |
| メトロノーム・チューナー・帯域の早見表・自分の声を登録 | 使えます。 | ― |
購入と復元は、ホームの「ヘルプ」から開けます。
使う場所と注意
- ステージモニターのある現場・リハーサルスタジオで使えます。
- 周波数当てクイズは、イヤホンをおすすめします。
- チェック中は、このiPhoneの音楽が止まります。
- 「アナライザー」「スペクトログラム」「ステレオ録音」「モニターチェック」「自分の声を登録」「メトロノーム」「チューナー」を開いている間と、スピーカーチェックで音を出している間は、画面が消えません。現場で手が離せないためです。
- 録音はすべて iPhone の中だけで処理します。個人を特定できる情報を集めません。
このアプリでできないこと
測定器ではありません。絶対の音量を保証するものでもありません。表示する数値は、その場の音を比べるための目安です。
校正済みの測定器としての精度、法令への対応、音響の安全についての判断を保証するものではありません。現場での最終的な判断は、外部の測定器と、その現場の基準を優先してください。
- 150Hzより下の音は、ハウリングの判定をしていません。iPhone の内蔵マイクでは正しく測れない帯域です。アナライザーとスペクトログラムの画面には出ます。
- 音量の絶対値(dB)は校正していないため、音量計としては使えません。
音量の大きさは目安です。数値そのものより、どの帯域が強いか・どう変わったかの比較で見るのがコツです。
分からない言葉が出てきたら
PAの言葉は、用語集にまとめました。このマニュアルの中で点線の下線が付いた言葉を押すと、用語集のその言葉へ飛びます。
この説明は、2026年10月のアプリの画面で書いています。